「生きる力」を身につけさせるNPO
武田 恭宗
(NPO法人スモールスクールちんげん代表)
1946年 生まれ。
熊本大学教育学部卒業
熊本県阿蘇町立阿蘇中学校にて英語教師を2年間務め、その後1972年より38年間成城学園初等学校にて教鞭を執る。
【学会等および社会における主な活動】
・ NPO法人「SSCスモールスクールちんげん」代表
・ 「国語教育を考える会代表」(学習院大学名誉教授、元学習院初等科科長川嶋優顧問)(1989年5月〜現在に至る)
・ 全国小学校国語研究所所員(2011年1月〜現在に至る)
・ 全面教育学会会員
・ 東京私立初等学校協会国語部主任 1987年4月〜1989年3月
同上 委員 1976年4月〜1978年3月
同上 委員 1983年4月〜1985年3月
・ 日本私立初等学校連合会国語部委員長 1990年4月〜1992年3月
・ 元インターロッケンインターナショナルキャンプカウンセラー、元日本教育心理学会会員、
元日本国語教育学会会員、元郵政省“かんぽ作文コンクール”全国審査委員ほか。
【研究業績】
― 国語部門での受賞 ―
《読売教育賞》 国語教育部門にて優秀賞受賞(読売新聞社主催1989年7月)
「一人一人の個人差、能力差を考慮した国語教育」
《国語教育》 全国小学校国語教育優秀賞受賞(全国小学校国語教育研究会主催1995年6月)
― 論文発表・学会発表 ―
● 熊本県公・私立中学・高校英語教師合同研究会にて海外研修の報告と発表(1971年9月)
● 教育心理学会(1978年〜1984年)にて、7年間、国語教育に関する論文発表。
● 「“これだけは教えたいシリーズ?〜?12年間の研究」(共著2000.8)
― 共同研究発表 ―(日本私立小学校連合会夏期研究会にて)
シリーズ1「俳句・短歌」
シリーズ2「四字熟語」
シリーズ3「ことわざ」
シリーズ4「書き順」
シリーズ5「鼻濁音の学習」
シリーズ6「敬語」
シリーズ7,11「対語」(改訂版)
シリーズ8「送りがなのつけ方」
シリーズ9「熟語の成り立ち」(二字熟語・三字熟語・四字熟語)
シリーズ10「仮名遣い」
● “これだけは教えたいシリーズ11〜15 4年間の研究」(共著2004.8)
― 16年間にわたる共同研究発表 ―(日本私立小学校連合会夏期研究会にて)
シリーズ12「片仮名の使い方」
シリーズ13「同音異義語・同訓異字」
シリーズ14「熟字訓」
シリーズ15「難読語」
● 第11回 IPA(子どもの遊ぶ権利のための国際協会)世界大会(東京)
“小学校における正課「遊び」の時間の45年間にわたる実践”の論文発表。
− 国立オリンピック記念青少年総合センターにて(1990.6)−
● IPA世界大会スタディビジット
“成城学園初等学校訪問” 世界からの学者、教育者、記者の方々の学校視察のガイド役(1990.6)
―「遊び」の時間の参観、学校視察―
● インターロッケン国際キャンプカウンセラーとして協力。(1998.8〜2000.8 10回)
● 表現教育セミナーで講演 「個性(持ち味)を育てる」(東横学園短大にて2002.2)
● 「一人ひとりを伸ばす国語教育」(東京私立初等学校協会国語部会主催)
武村昌於(玉川学園小学部副部長)、福田景三郎(東京文化小校長)、
米田成昭(聖ドミニコ学園教頭) 武田恭宗(成城学園教諭) (東京文化小にて2002.12)
● 講演「成城小学校と私の教育哲学」(成城学園初等学校にて2008.6)
―講演・ワークショップ―
日本私立小学校連合会主催の授業研究発表、全国小学校国語研究会や全国創造国語研究会主催全国代表
者授業研究発表、川崎市教育委員会、調布市教育委員会、世田谷教育委員会など教師のための研究会や父
母のための教養講座、新宿成城ロータリークラブ、またZ会主催の表現教育セミナー(昭和女子大にて)
などで講演。
【欧米教育視察】
・ 熊本県中・高英語教師第1回海外研修 熊本県教育委員会主催(1971.7〜8)
・ アメリカ海外子女教育校視察 日本海外子女教育財団協力(1973.7〜8)
・ ボストン、ニューヨークの学校視察 (1973.7〜8)
・ ドルトンスクールの学校視察 (1978.8)
・ ロンドン大学訪問 (1980.3)
・ ニューヨーク市内・郊外にある公私立学校視察 成城学園海外研修(1982.11〜1983.1)
・ ワシントンD.C.郊外メリーランド私立学校セント・オーバンズスクール校サマーキャンプ視察
(1987.8)
・ ニューハンプシャー州にあるュタイナースクールインターロッケン国際キャンプ参加(1988〜10年間
)
・セント・オーバンズスクール校サマーキャンプへ日本の子どもたちを引率。(1987.8)
・ ウォールドーフスクール(シュタイナースクール)・スモールスクール視察(英国・米国)(1995.3)
・ 児童文学作家ヴァルリートリップ(アメリカンガールズ作品集作家)女史訪問(2005.3)
・ サンフランシスコにあるシュタイナースクール校視察) (1986.8)
・ セント・オーバンズスクール校サマーキャンプへ日本の子どもたちを引率。(1987.8)
・ ウォールドーフスクール(シュタイナースクール)・スモールスクール視察(英国・米国)(1995.3)
・ 児童文学作家ヴァルリートリップ(アメリカンガールズ作品集作家)女史訪問(2005.3)
【著書・共著】
共 著 「『学習の手引き』による説明的文章の読解」(成城学園初等学校出版部)
共 著 「自学学習法と読み方の教育−説明的文章の読解指導−」(成城学園初等学校研究双書61 1988.3)
自 著 「ことばものしり事典5」(ポプラ社)
共 著 新学力観に立つ国語科授業の改革「学校図書館を必要とする授業を創る」
−読書環境構成と『読書人』が育つ学習創造− (明治図書 1995.5)
共 著 「国語科における関心・意欲・態度の評価補助簿」
−説明的教材「体を守る仕組み」の評価と支援の実践−(明治図書 1997.11)
共 著 「生きる力が育つ漢字の学習」
―小学校学年別配当漢字の習得状況に関する調査研究―(財団法人 日本教材文化研究財団 2000.3)
共 著 「“これだけは教えたいシリーズ?〜?12年間の研究」 (日本私立小学校連合会夏期研究会2000.8)
共 著 「“これだけは教えたいシリーズ?〜?4年間の研究」
―16年間にわたる共同研究発表― (日本私立小学校連合会夏期研究会2004.8)
共 著 「正課としての散歩科と遊び科」(栄光出版)
共 著 「ほんとうの教育を求めて『一学期の“遊び”の調査からの考察』」(栄光出版)
共 著 「“成城っ子”の好きな遊びの考察」(成城学園教育研究所研究年報第8集)
自 著 「42年間にわたる正課『遊び』の時間の教育実験」(成城学園初等学校研究双書631989.3)
共 著 「子どもの成長と環境」― 遊びから学ぶ −『遊びを通して本物の学力を』(昭和堂 2000.3)
自 著 「私の実際的教育学」(成城学園初等学校研究双書93 2007.3)
「私の実際的教育学」(成城学園初等学校研究双書93再版 2008.4)
自 著 「『生きる力』を育てる私の国語教室」(成城学園初等学校研究双書100 2010.3)
【論文掲載発表】
「学習の手引き」による説明文の読解指導―段落わけ・小見出しつけー
−“教育改造82号”(成城学園初等学校出版 1985.11)
辞典の引き方(ミニテスト)−“授業研究11月号”(明治図書1989)
読む力・書く力をつけるー単元「赤十字の創立者アンリー=デュナン」の授業―
−“教育改造92号”(成城学園初等学校出版 1990.11))
文章構成力をつける −“国語教育11月号”(明治図書1991)
作文技術の肯定的検討 −“国語教育7月号”(明治図書1992)
擬声語・擬態語、直喩を用いた詩作 −“国語教育3月号”(明治図書1992)
1時間の板書 −“国語教育6月号”(明治図書1993)
“聴き取る力”を育てる −“国語教育9月号”(明治図書1993)
「詩・みいつけた」を子供の側から見直す −“国語教育7月号”(明治図書1994)
《本好き》を育てる −“国語教育8月号”(明治図書1995)
中学年児童にはこの技能を教えたい(聞き方技能)−“国語教育10月号”(明治図書1995)
読解教材の複数化で読書生活の開発 −“国語教育2月号”(明治図書1996)
総合的学習を国語学習で支える −“国語教育12月号”(明治図書2001)
「伝え合う力」を育てる教室作り −“国語教育12月号”(明治図書2004)
作文指導の秘策(高学年)ー論理的文章を書く能力を育てるー
−小学校の国語科教育35 説明文・記録文・意見文をどう書かせるか−(明治図書)
対話を位置づけた授業の実際 読みを深めるための国語の授業−“授業創造NO.4(光文書院 1993.6)
“創る・演じる“という共同作業の中で −“教育改造85号”(成城学園初等学校出版1987.6)
他校に学ぶ「言語感覚を育てる音読・朗読」(中野区立鷺宮小学校)−“教育改造89号”(成城学園初等学校1989.6)
何ごとにもチャレンジする子どもを育てる−“教育改造100号”(成城学園初等学校出版1994.12)
特集「体験」を重視する成城教育 −子どものやる気を引き出し真の学力を−
“教育改造110号”(成城学園初等学校出版2000.11)
対談「遊び」を通して子どものやる気を引き出し、「本物の学力」に結びつけるには・・・
−満点塾No.2(主婦と生活社)−
「遊び」の授業・「散歩」の授業・・・実践紹介 −“児童心理NO.554,4月号”(金子書房)
「遊び」「散歩」の時間の教育的意義と歴史的背景−“教育改造96号 (成城学園初等学校出版1992.12)
学校紹介“「遊び」や「散歩」の時間まである自由な教育で、創造力を育む(成城学園初等学校)
−“MIKIHOUSE10月号”(1991)
連載1 私の児童相談室「自然と親しむ教育」 −授業創造No.11 光文書院1995.3
連載2 私の児童相談室「ケンカの効用」 −授業創造No.12 光文書院1995.6
連載3 私の児童相談室「ピンポンダッシュ」 −授業創造No.13 光文書院1995.9
連載4 私の児童相談室「教師の喜び」 −授業創造No.14 光文書院1995.12
連載5 私の児童相談室「シークレットノート」 −授業創造No.15 光文書院1996.3
連載6 私の児童相談室「自信をつける」 −授業創造No.16 光文書院1996.6
連載7 私の児童相談室「グループハイキング」 −授業創造No.17 光文書院1996.9
連載8 私の児童相談室「世界人の仲間意識を育てる」−授業創造No.18 光文書院1996.12
【新聞掲載発表】
世界の子供たちと“キャンプで友情”−宮崎日々新聞(’90.9.17)
国際キャンプ・インターロッケンに参加して“プログラムは選択制” −読売新聞('90.9.23)
世界人の仲間意識育つ“異文化との出合いも収穫” −熊本日々新聞(’91.9.7)
「ヒロシマ」を教える −「地球の悲劇」国際化を− −中国新聞(’99.12.18)
「遊び」時間のある小学校−特設43年の成城学園初等学校 −毎日新聞(’89.6.15)
42年間の実践成果−「遊び」の内容たどる−自著に対する批評 −日本教育新聞(’89.8.18)
「正課『遊び』の時間の教育実験」−自著に対する批評 −熊本日々新聞(’89.9.3)
生き生き子供たち−「遊び」の時間のある小学校− −宮崎日々新聞(’89.10.19)
今春から小学1年生に生活科の内容−昭和21年既に実践校− −中日新聞(’90.2.5)
どの木に登ってもいいよ−実験校成城学園初等学校の実践−
・・・生活科の原型として注目・・・ −めぐみ新聞(’90.3.15)
子供には「遊ぶ権利」、「教育」に生かす努力を
・・・IPA世界大会6月、東京で・・・ −読売新聞夕刊(’90.4.25)
「遊び」の権利守ろうー子どもたちの基本的人権−
33カ国参加,IPAが来月世界大会・・・ −自由新報(’90.5.29)
広がる自然そのまま教材にー「本能」で伸び伸びー −読売新聞(’90.5.29)
IPA世界大会きょうから
ー「遊び」で子供と交流−12か国の会員、各地で交歓会― −読売新聞−(’90.6.23)
学校教育にもっと「遊び」を−IPA東京大会を終えてー −読売新聞夕刊(’90.6.23)